経営理念

1989年、橋梁検査センター設立以来、社会基盤整備、維持管理に橋の非破壊検査、点検・調査という業務を通して携わってきました。

明石大橋、レインボーブリッジなど著名な橋の建設に参加し、定期点検の初期から橋の点検・調査に携わり、阪神大震災、中越地震、東日本大震災など災害時の緊急点検、復旧へむけての調査、コンクリート剥落事故後の全国一斉安全点検などに関わる機会を得ることができました。また、定期点検を通じて年間1000橋を超える橋を見守ってきました。橋の建設から維持管理への流れ、災害への対応、対策、点検・調査への重要度の高まりを、身をもって体験できたことは当社の誇りであると考えています。

平成26年に全国の橋を５年に一回の頻度で定期点検をすることが義務付けされました。橋の現状を正しく評価し、次のステップである補修・補強へ導くこと、早期発見、早期治療により維持管理コストを少なくするための点検の重要性が認知された結果と考えています。

橋の点検・調査を専業としている私たちにとって良い環境が整ってきていると同時に、しっかり見て正しく評価することの責任が更に大きくなってきています。橋を点検・調査するための知識の範囲は膨大です。橋を作ること、直すこと、道路のこと、環境、災害、社会の仕組み、新技術など多岐にわたる知識の研鑽が必要と考えています。当社は今後も着実な歩みの中、社会からの信頼される会社として進んでまいります。